丹参葉(たんじんよう) エキスで血管の若返り 効果についての情報です。中国の東北部に分布しています。草地や水辺、道端などに生え、高さは60cm ほどになります。丹参はシソ科アキギリ属の植物。中医学では活血素材に分類され、血管拡張、血圧降下のほか、抗菌、鎮静・精神安定・鎮痛などの作用があります。
丹参葉 ( たんじんよう ) 血管の若返りで病気知らず
- 手足の冷えがひどくなり最近は、しびれるようになってしまった
- 頭痛が頻繁で、めまいが起きる、肩こりも
こんな体の変化に思い当たるところはないでしょうか。実はこれらの症状は、いずれも血管障害が原因となって引き起こされるもの。血液がスムーズに流れなくなって、詰まりやすくなっている状態を示しています。
若い血管はしなやかですが、老化すると弾力を失って硬くなります。 すると、血流が悪くなり肌や髪のトラブル、肩こりや腰痛、冷えなどの不調が現れます。 それ以上に怖いのは、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞など、いわゆる「血管病」のリスクが高くなることです。
最近増えている糖尿病も合併症による血管の老化が問題となっています。糖尿病は、血管の病気だという医師もいるほどです
こういった症状を放置しておくと、血管が血栓(血液の固まり)で完全にふさがれる脳梗塞や、心筋梗塞といった大きな病気につながりかねないのです。
そうなれば運良く一命を取りとめても、半身不随や記憶障害、言語障害などの重度な後遺症で日常生活が難しくなることも少なくありません。麻痺が残ると本人だけでなく家族も大変な状況になります。
こうした非常事態の予防には、「血管をしなやかに柔かくする」ことが不可欠です。いくら血液をサラサラにしても、血液を全身に運ぶホースの役割である血管の状態が悪いのでは意味がありません。
老化で硬く狭くなり、弾力性を失った血管は、血流不足と血管の詰まりを誘発する可能性が高くなるからです。
最優先に考えるべきは、老化した血管に本来のしなやかさと丈夫さを取り戻させ、若返らせることなのです。
丹参葉 ( たんじんよう ) 成分が血管をしなやかにして若返る
そこで 丹参葉 ( たんじんよう ) エキスによる血管に対するさまざまな作用が注目を集めています。丹参はシソ科アオギリ属の植物で、その葉は中国では2000年以上前から漢方薬として活用されてきました。歴史ある植物で人々の生活と深く関わってきています。
中国東北部の向陽地に自生する、高さ30〜80cmの多年草です。湿潤な砂地を好みます。株全体が黄白色の柔毛および腺毛で密に被われます。茎は四角形で直立し、表面に浅い溝があります。根は細長い円柱形で、外皮は朱赤色です。葉は3〜5枚の奇数羽状複葉で、対生します。
漢方の世界では、血液の流れが滞った状態のことを瘀血(おけつ)と呼んでいます。これは乱れた食生活や運動不足などが原因ですが、加齢により悪化することがわかっています。丹参は血の巡りをよくし、この瘀血の状態を改善します。
血管がもろく、硬くなってしまう原因には、加齢のほかに高血圧がありますが、丹参にはこれに対する効果も認められています。血圧は、腎臓や神経系、内分泌系、血管内皮からの物質など、多くの因子によって調整されています。それに関係する病気がある場合には、当然そちらの治療も必須です。
ある高血圧患者に、丹参を主薬とした方剤を処方したところ、明らかな血圧の低下が見られたのです。
これは、丹参に含まれるリソスペルミン酸Bが血圧を正常化したためでしょう。血圧の正常化は、動脈硬化の改善、すなわち血管をしなやかにすることにつながります。
また、丹参に含まれるシヒドロキシフェニル乳酸、サルビノアール酸Bには、血管を詰まらせる血栓を除去する効能もあるのです。それに加え、丹参にはタンジノンA・B・Cという特有成分も含まれており、これらが血管の老化を防止するとともに、血管を拡張し、詰まりを防止してくれます。
脳梗塞や心筋梗塞の予防はもちろん、すでに発症をして後遺症(言葉のもつれ、手足のまひなど) に悩まされている人にも、丹参葉エキスはぜひすすめたいもの。
脳血管疾患を起こした患者の後遺症が、丹参葉エキスの処方で改善したという臨床データも報告されています。
そうなればリハビリ効果も高まって、日常生活への復帰が助けられるとともに、恐ろしい再発の予防にも役立つといえるでしょう。
詰まりにくい血管・破れにくい血管作りに働く丹参葉エキスは、多くの人にとって長寿の秘訣となる食品です。
減塩の食習慣と丹参葉(たんじんよう)エキスを併用すればより効果的でしょう。高い血圧は血管をボロボロにしてしまうので要注意です。
丹参葉 ( たんじんよう ) エキス 丹参補紅巡
丹参補紅巡 (たんじんほこうじゅん) は、丹参葉エキス、エンジュ抽出物(ルチン)、野草発酵食品、納豆菌発酵エキス末を配合したサプリメントです。