マグネシウムたっぷりの食事で糖尿病になるリスクが50%近く改善する

ドロドロになる糖の血液が血管を傷つけてしまう

糖尿病は血管の病気です。そう言うと、首を傾げる人がいるかもしれません。確かに、糖尿病は血糖、つまり血液中のブドウ糖が増え過ぎたことから体調にいろいろな不具合が起こる病気ですから、血液の病気とも言えるでしょう。

しかし、単に血糖値が高い状態だけなら、それほど問題ありません。糖尿病が本当に怖いのは、その先。高血糖でドロドロになった血液がゆつくり、そして確実に血管を傷つけていくことにあります。

そして、そこに待ち受けているのは、細くて小さな血管を侵す細小血管障害と、大血管障害。どちらも命に問わる深刻な血管の病気なのです。

細小血管障害は、糖尿病特有のものと言えます。特に、視力が侵される糖尿病網膜症、下肢の末梢循環が低下する糖尿病壊痕、腎臓の機能が低下する糖尿病腎症。糖尿病の3大合併症と呼ばれ、改善が困難な病気となっているこれらの病気は、いずれも柵小血管障害です。また、大血管障害は、いわゆる動脈硬化で、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など重大疾患のリスクを高めます。

糖尿病の合併症 http://diabetes-d.com/

こうしてみると、糖尿病が血管の病気であること、それも放置しておくと生命にかかわる危険な病気であることがおわかりいただけると思います。

糖尿病増加の背景にマグネシウム摂取の減少

糖尿病の予防・改善といえば摂取カロリーの調整や適度な運動が知られていますが、これに加え、ぜひお勧めしたいのが「マグネシウムを積極的に摂取すること」です。その理由は、糖尿病は「太っている人がかかる病気」というイメージが強くあります。

確かに、肥満は糖尿病の大敵であり、内臓肥満が糖尿病の発症に深く問与していることは問違いありません。ただ、糖尿病には、それだけでは説明できない側面もあります。それは、「太っていなくても糖尿病になる人が多い」という事実です。この傾向は、特に日本人に多く見られます。では、

肥満以外にも原因があるとすれば、それは何か。日本人の糖尿病有病率の増加は、戦後「和から洋へ」という食生活の激変によるエネルギー摂取の過多=肥満が最大の要因と考えられていました。

しかし、1964~1973年ごろまでは、エネルギーの摂取量は一時的に2200kcal後まで増加しましたが、以後年々減少(2012年は1874kcal)しています。それでも、糖尿病の有病率は増加しています。そこで、食生活が変化した中身を詳細に検証しました。

その結果、和の食材の中でも、とりわけ穀物の摂取量の減少と糖尿病の増加との相関関係が見事に一敦している事実を突き止めたのです。であるならば、穀物に含まれているなんらかの栄養素。その減少が糖尿病増加の鍵を握っていると考えられるわけです。穀物には、多彩な栄養素が含まれていますが、中でも私が注目したのがマグネシウムです。

インスリンの分泌量を増やし働きもよくなる

理由はエネルギー産生、つまり糖が分解・処理される過程で、マグネシウムが非常に重要な役割を担っているからです。摂取されたブドウ糖は、分解されてATP(アデノシン三リン酸)という物質が産生されます。

このATPがさらにADT(アデノシンニリン酸) に変わるさいに発生するエネルギーが、細胞活動に使われるのです。

実は、マグネシウムには、ブドウ糖からATPを合成するのに必要な10種類以上の酵素を活性化する働きがあるのです。さらに、多くの学者による研究で、マグネシウムはインスリンの分泌量を増やし、働きをよくするという面からも糖尿病に有効であることが明らかになってきました。

例えば、九州大学大学院医学部・久山町研究室が地域住民1999人を21年間にわたって追跡調査した大規模な臨床疫学研究では、「マグネシウムの摂取量が増えると、2型糖尿病の発症リスクが37%低下する」という結果が出ています。また、米ノースカロライナ大学医学部や東京慈恵会医科大学など7大学の研究者が共同で行った研究では、マグネシウムの摂取量が多い人は、少ない人に比べて糖尿病発症率が47%低いと報告しています。

食事管理も運動もがんばって努力しているのに、それでもなかなか血糖値が下がらないという人は、マグネシウム不足が原因かもしれません。

マグネフォース 濃縮されたミネラル液でマグネシウムを摂取するでも紹介されていますが、マグネシウムは便秘改善にも非常に効果的です。頑固な便秘改善にも役立ちます。

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