血栓溶解酵素が多いミミズ食品で粘りが強い血液をさらさらに変えると血圧が下がり、マヒの症状も軽減する

血栓を防ぐには酵素の摂取が欠かせない

血圧は「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれるように、症状がないまま病状が進行し、脳梗塞や心筋梗塞などの命にもかかわる病気を招く原因になります。

高血圧が続くと血管内に瘤のようなプラークができ、それが傷つけば血液の塊である血栓ができます。そして、この血栓が脳の血管につまれば脳梗塞、心臓に血液を送る冠動脈につまれば心筋梗塞が起こります。

血栓は、血液がドロドロになって凝固したり、血流が悪くなったりすることでできます。

血栓を防ぐために重要なことは、酵素(化学反応を助ける物質)を多く含む食品をとることなぜなら酵素は、血液をサラサラにして血流を促す働きがとても強いからです。

酵素は、生の野菜や果物、納豆などの発酵食品に豊富に含まれています。しかし、毎日これらの食品を食べつづけることは大変です。

薬と同様の効果で血栓を溶かす

今から30年以上前、「ルンブロキナーゼ」という酵素をとって脳梗塞から回復した人の話を聞く機会を得ました。それがきっかけで、「ルンプロキナーゼ」に興味を持ち、くわしく調べはじめたのです。

「ルンブロキナーゼ」は、宮崎医科大学の研究グループが、食用ミミズから発見したもので、その研究成果は国際学会で発表されました。「ルンブロキナーゼ」には、血管内にできた血栓を溶かして血液をサラサラにする働きと、血管を拡張させる働きがあります。

とりわけ着日したのは、ルンブロキナーゼの血栓を溶かす働きが、血栓溶解薬並みに強いことです。

高血圧などが引き金で発症する脳梗塞や心筋梗塞の患者さんに対し、病医院では「ウロキナーゼ」や「t-PA」という血栓溶解薬がよく使われます。これらの薬は、プラスミンという血栓溶解酵素を体内に増やすことで、問接的に血栓を溶かします。

一方、「ルンブロキナーゼ」は血栓溶解酵素そのものであり、直接的に血栓を溶かしてくれます。また、ルンブロキナーゼには、出血が止まらなくなるといった副作用の心配もほとんどありません。

さらに、血栓溶解薬は点滴で体内に注入しますが、「ルンブロキナーゼ」は粉末状に加工されているため、手軽に口から摂取できます。

ルンブロキナーゼは、脳梗塞の発症からかなり時問がたって摂取しても作用します。実際、脳梗塞の発症から数日後に、ルンブロキナーゼを使って症状が回復した症例は珍しくないのです。

血管の網目の細かい血栓も取り除く

「ルンブロキナ一ゼ」は、まだあります。血管は、コラーゲンとエラスチン が網の目のように編まれた構造をしており、血栓はこの網の目にもつまることがあります。

「ルンブロキナーゼ」は血液をサラサラにして、この網の目につまった細かい血栓まできれいに取り除いてくれるのです。

この「ルンブロキナーゼ」を食用ミミズから抽出した「ミミズ食品」は多くの医療現場でも使用されています。

その結果、高血圧はもとより、脳梗塞の後遺症が軽減するなど、「ルンプロキナーゼ」の素晴らしい働きを確認しています。ただし、高血圧や脳梗塞の予防・改善には、通常の治療とともに食事の見直し、運動、禁煙なども重要です。

脳梗塞、心筋梗塞の後遺症の回復に「赤ミミズ食品」が注目集まる | パワー