内臓脂肪を燃焼させ血管を修復する ホルモンの分泌を促す 「 血管若返り呼吸 」

血管若返り呼吸

内臓脂肪を燃焼させ血管を修復する ホルモンの分泌を促す 「 血管若返り呼吸 」 についてです。

血管若返り呼吸 呼吸で筋トレと同様の効果が得られる

脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気を招く動脈硬化は、食事や運動をはじめとした生活習慣の改善で防ぐことができます。

血管の老化を完全に止めることは不可能ですが、老化の進行を遅らせることは可能です。つまり、血管のアンチエイジングです。方法はいろいろありますが、年齢に問係なく、誰でも簡単にできて継続しやすいという点から、勧めているのが「腹式呼吸」です。

腹式呼吸とは、息を吐くときにおなかをへこませ、吸うときにおなかを膨らませる呼吸法のことです。腹式呼吸は通常の呼吸と異なり、横隔膜を大きく動かします。おなかから呼吸をすることでインナーマッスルが鍛えられて、筋トレと同様の効果を得ることができるのです。

私がみなさんに勧めている腹式呼吸は、内臓脂肪を燃焼させて、血流をよくすることを目的としています。いわば血管の若返りを目指した「血管若返り呼吸」です。

内臓脂肪は、血管にさまざまなダメージを与えます。内臓脂肪が増加すると、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増えます。これが、血管の内壁を肥大させて内腔を狭くするプラークの原因となります。

プラークとは、血管の内膜にできたコブのようなものです。プラークが壊れると、血液のか塊である血栓ができます。血栓が血管内を浮遊し、血管を詰まらせると、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な疾患につながります。

また、血栓までいかなくとも、プラークができることで、血管は硬くなります。内臓脂肪が多いと、動脈硬化の治療を行って一時的に回復したとしても、またプラークが再発してしまいます。そして、一過性脳虚血発作といって、短時間で治まる脳梗塞を起こすことがあります。これは、小さな血栓が脳の動脈の血管を詰まらせて、一時的に症状が現れるものです。一過性とあるように、すぐに血栓がはずれて再び血液が流れるので、現れた症状も消えてしまいます。

症状としては、急ろれつが回らなくなったり、手に持っていたはしを突然落としたりといったものが多く見られます。症状が数分から数十分で治まってしまうため、治療を受けない人が多いのですが、この一過性脳虚血発作を起こした人の15~20%が、3ヶ月以内に脳梗塞を起こしているという報告もあります。

つまり、危険因子は元から断たないとだめだということです。プラークの原因となる過剰な内臓脂肪を減少させてプラークを取り除き、血流の改善を替っ必要があります。

そこで重要になつてくるのが、「アディポネクチン」というホルモンの分泌です。アディポネクチンには、傷ついた血管を修復したり、プラークを抑制する働きがあることがわかっています。

さらに、アディポネクチンには、インスリンの働きをよくして、糖尿病を防ぐ働きもあります。実は、このアディポネクチンを分泌するのは、内臓脂肪の中にある脂肪細胞です。

脂肪細胞とは、脂肪の分解や合成を行う細胞のことです。その1つ1つの脂肪細胞が、適正なサイズで正しく活動することで、アディポネタチンが分泌されます。しかし、内臓脂肪が増え過ぎると、アディポネタチンの分泌は逆に低下してしまいます。アディポネクチンを分泌するために適度な内臓脂肪は必要ですが、過剰な内臓脂肪は不要どころか、あっては困るものなのです。

血管の若返り呼吸では、余分な内臓脂肪を燃焼させ、脂肪細胞を小さく細かくします。その結果、アディポネクチンの分泌が促されて血管が修復されると考えられます。過剰な内臓脂肪が減少しますから、動脈硬化や高血圧、高脂血症の改善と予防につながり、ひいては脳梗塞や心筋梗塞などを防ぐことができます。

高血圧や高血糖の人は細くても内臓脂肪が多い

誤解されやすいのですが、内臓脂肪が多いのは、肥満の人ばかりではありません。一見細く見えても、高血圧や高血糖の人は内臓脂肪を過剰に蓄えていがちです。

体重ではなく脂肪を落とさなければならないかくれ肥満の治し方

また、加齢による血管の老化は誰にでも起こつていますので、自覚症状がない人でも、普段から血管のアンチエイジングを心がけることが大切です。3種類の呼吸法をそれぞれ5セット替っのが理想的なのですが、続かなくては意味がありません。回数を減らしても構わないので、毎日の習慣にすることをお勧めします。継続してこそ、血管のアンチエイジング効果が得られるでしょう。

強い血管をつくる

血管をしなやかにして心臓の 骨化 を食い止める栄養素

血管をしなやかにして心臓の 骨化 を食い止める栄養素

血管をしなやかにして心臓の 骨化 を食い止める栄養素 を紹介します。心臓の 「 骨化 」 は、冠動脈が動脈硬化を起こすと生じます。そのため、骨化を予防するには、まず動脈硬化の進行を防ぐことが重要です。

サプリからの摂取ではなく食事からとる栄養が基本 血管をしなやかにして心臓の 骨化 を食い止める栄養素

心臓の「骨化」は、冠動脈が動脈硬化を起こすと生じます。そのため、骨化を予防するには、まず動脈硬化の進行を防ぐことが重要です。

動脈硬化を促進する危険因子として、

  • 肥満
  • 運動不足
  • 偏った食生活(特に動物性脂肪の取り過ぎ)
  • 喫煙
  • 高血圧
  • 脂質異常症(高脂血症)
  • 糖尿病
  • ストレス

などが挙げられます。

高血圧や脂質異常症、糖尿病などの持病がある人は、その治療をきちんと行うことが先決です。基本的なことですが、適度な運動とバランスのよい食生活を心がけて、肥満を解消することや、禁煙もぜひ実行してください。

食生活に関しては、まず毎日の食事で、カルシウムをしっかり取ることが必要です。骨化は体内のカルシウム不足が引き金となるからです。

日本人のカルシウム摂取推奨量は、成人男性で 1 日当たり 700 ~ 800mg 成人女性で 650 mg とされていますが、現実には多くの人が不足しています。

カルシウム 効能 効果

それを補うために、

  • 小魚
  • 大豆・豆製品
  • 葉物野菜
  • 海藻
  • 乳製品

などカルシウムを多く含む食品を積極的に取ることが大切です。

特に女性は閉経後、女性ホルモンの分泌が低下するので、骨からのカルシウム溶出が増大します。

そのため、骨租髭症の予防のためにも、食事でカルシウムをしっかり取ることを心がけましょう。

なお、カルシウムはサプリメントで摂取するよりも、食事から取るのが理想です。サプリメントの場合、体内に速やかに吸収されて血中カルシウム濃度が急上昇しますが、これがかえって骨化を促進する恐れがあるためです。

カルシウムが豊富な食品を多く取るとともに、適度に日光を浴びることと、少し負荷のかかる運動を習慣にしましょう。

日光を浴びると、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが体内で合成され、骨に負荷のかかる運動を行うと、カルシウムが骨に沈曲者しやすくなります。

l年で骨化の進行が抑制きれたという報告も続々

カルシウム以外にも、骨化の予防・改善に有効な栄養素があることがわかっています。ビタミンKと、魚に多く含まれる脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸) とDHA(ドコサヘキサエン酸) です。

ビタミンK は脂溶性のビタミンで、納豆に多く含まれています。最近の研究によると、基準量を満たすようにビタミンKを摂取すると、1年ほどで骨化の進行が抑制された、との報告があります。

ビタミンKは、血管の内部に入り込み、動脈硬化を起こした血管壁にカルシウムが沈着するのを防ぐ働きがあると考えられています。
ビタミンKが多い食品の代表格は納豆ですが、血栓を溶かす「ワーファリン」という薬を服用している人は、薬の効果を打ち消してしまうため、納豆を食べてはいけません。

ほかには、モロヘイヤやコマツナ、シュンギクなどの葉物野菜、ワカメ、ノリ、ヒジキなどの海藻類に、ビタミンKが多く含まれています。ワーファリンを服用している人や、納豆が苦手な人は、これらの食品を積極的に取るようにしましょう。

魚を食べる日本人は白人に比べて進行が遅い

EPA や DHA に心臓の骨化を抑制する働きがあることは、日本人と白人の比較研究がきっか」けでわかりました。

実は、日本人は白人に比べて、心臓の骨化の進行が遅いのです。骨化の度合いと、栄養素の摂取状況の関係を統計的に調べた結果、EPA と DHA を十分に取っている人は、骨化の進行が抑えられていると判明しました。

とはいえ、食生活の洋風化や肉など動物性脂肪の摂取が増えたことにより、日本人の EPA と DHA 摂取量は減少傾向にあります。
EPA や DHA は、

や、などの魚に多く含まれています。

食事では肉ばかりに偏らず、魚も毎日食べるようにしましょう。このように心臓の骨化は、生活習慣、とりわけ食事と深い関係があります。年齢とともに進む心臓の骨化を食い止めるために、自分の生活習慣や食事内容を見直して、できるところから改善に取り組んでください。

心臓の骨化を防ぐ栄養素

カルシウム
EPA・DHA
ビタミンK

強い血管をつくる

マンボウの肝油

キクイモ 成分 血圧 血糖 を下げるのにとても有効

キクイモ 成分 血圧 血糖 を下げるのにとても有効

キクイモ 成分 血圧 血糖 を下げるのにとても有効 です。生のキクイモの根茎は、一般的にはまだまだ手に入りやすい食品とはいえません。最近の主流はいつでも食べられるように加工した粉末です。

キクイモ で糖尿病が改善した人も

最近、全国でキクイモを毎日の食生活に取り入れ、心臓病の重大原因になる心臓尿や高血糖の改善に役立てている人が急増しています。

健康診断で血糖値が高いと言われ、現在は夫婦で毎日、生のキクイモを食べているご夫婦についてです。
朝食ではキクイモを薄くスライスし、塩を少しふって食べるのがお気に入りだったそうです。キクイモをとりはじめると、それから血糖値が徐々に下がりはじめ、糖尿病と診断された4ヶ月後には、インスリン注射の治療をやめるに至りました。

奥様は、30代から降圧薬を飲んでいました。葉を飲んでも、最大血圧は140 mmHG、最小血圧は95 mmHGと高めだったそうです。ご主人同様に生のキクイモを薄くスライスして、自家製の梅酢に漬けたものを朝食で食べています。

また、キクイモの葉も偶然手に入れたので、これに熱湯を注いでお茶にして、主人といっしょに飲むのを日課にしていました。
すると、5ヶ月後にあれほど140mmHGから下がらなかった血圧が120mmHGまで下がりました。

高齢化が進む日本には必須の食材

生のキクイモの根茎は、一般的にはまだまだ手に入りやすい食品とはいえません。そこで、最近では、もっと手軽にキクイモを食事に取り入れてほしいと考え、普及に取り組む動きも活発になっています。

最近の主流はいつでも食べられるように加工した粉末です。粉末だからお茶だけでなく飲み物や料理に混ぜ合わせて簡単に摂取できます。食前に摂るのが効果的ですが、食前にお茶で1杯飲み、食事中にもお味噌汁などに入れて飲むとさらに効果アップです。血糖値の上昇を防ぐことができます。キクイモの粉末はこちら

高齢化が進み、また、飽食の時代といわれる今の時代に、健康に役立つキクイモは、まさにピッタリの食べ物です。

キクイモは春に根茎を植えると、2週間程度で芽が出て、その後、2~4 m までに大きく成長します。あまり手がかからないので、育てるの簡単で、収穫は11月を過ぎてから行うのが一般的です。収穫まで、およそ半年という長い期問がかかります。しかも収穫すると生の状態では1週間程度しか日持ちがしません。

粉末なら手軽に利用でき、保存もきくのでおすすめです。

今、話題の根菜のキクイモは高血圧、高血糖の改善に効果大、試験でも実証済み