ドロドロ だけでない! ベタベタ ギュウギュウ ギトギト スカスカ 血液はリスクが高い

ドロドロ だけでない! ベタベタ ギュウギュウ ギトギト スカスカ 血液はリスクが高い

ドロドロ だけでない! ベタベタ ギュウギュウ ギトギト スカスカ 血液はリスクが高い ので注意です。ドロドロだけがリスクではありません。
突然死の現状という日本心臓財団のページを見ると、原因となるのは、圧倒的に心・血管系疾患に関係するものになっています。確かに突然死を招く重大な病気の原因となるのが、高血糖、高脂血症などの血液異常です。
さらさら血液にすぐに戻したいところですが、症状によってその解消法が異なるのです。

突然死のほとんどが血液異常による ドロドロ だけでない! ベタベタ ギュウギュウ ギトギト スカスカ 血液はリスクが高い

秋~冬にかけて最低気温がぐんぐん下がる時期は突然死の発症率も比例して増加します。その突然死の死因を調査すると、9割以上が血液の異常により引き起こされています。冬に向けてこの血液の異常を正すことができれば突然死は予防できるということになります。
血液の異常とは具体的にどういったものを言うのでしょうか?大きく4分類することができます。血液のよくない状態を「ドロドロ」とあわらしますが、もう少し具体的にいうと4つになります。ちなみにドロドロ血液の原因のひとつは低体温です。体を温めることもとても大切です。
では早速、血液を具体的に4つに分類します。

  1. 糖分が過剰でベタベタ血液
  2. 脂が過剰でギトギト血液
  3. 血が濃すぎるギュウギュウ血液
  4. 血が薄すぎるスカスカ血液

です。この4種類の血液異常はそれぞれに異なる原因から引き起こされているわけですから、解消法も異なるのが当然です。ひとくちに血液をさらさらにするといっても血液の状態によって最適な方法を選ばないと逆効果になる場合もあるのです。

ベタベタ血液(糖分過剰)

こんな症状は要注意

  • 寝る前に空腹感がある
  • のどが渇く
  • 疲れやすい
  • 食欲はしっかり
  • トイレが近い

5つの症状のうち、2つが当てはまると「ベタベタ血液(高血糖)」の疑いがあります。
高血糖の原因は、脂質の摂りすぎ、運動不足ですが、特に冬は、暖房や厚着が体内のエネルギー代謝を悪くし、血糖値を上げてしまいます。これが糖尿病、腎臓病、脳梗塞などの原因になります。

天然繊維の肌着で血糖値が安定

人の体は、冬になると、血液を濃くする傾向があります。血中の糖分を多くして体を温めるエネルギーをつくろうとするのです。冬を越すために動物は肥えているのもこれと関連しています。したがってこの時期、ベタベタ血液を解消するには、暖房を弱め、薄着を心がけるのがよい方法です。体内から温めるために、血液中の糖分を代謝する働きが活性化し、高血糖を改善できるわけです。また、肌着は化学繊維よりも天然繊維のほうが、静電気によるストレスが少ないため、血糖値を安定させます。

食事は和食で酢の物を先に食べる

血液を糖分でベタベタにする最大の原因は、何といっても、高脂肪・高カロリーの食生活にあります。必要以上に摂取されたエネルギーが、糖のかたちで血液中にためこまれてしまうからです。したがって、ベタベタ血液をサラサラにするには、低脂肪・低カロリーの食生活を実践するのが最善の方法。
伝統的な和食ならば、この条件にぴったりです。なかでも酢の物は糖質の吸収速度を抑えるので、最初に食べておくと血糖値の急上昇を防ぐことができます。酢の物を作ることが難しい場合は、食前に酢を飲むといでしょう。黒酢についてはこちら

ギトギト血液(脂質過剰)

こんな症状は要注意

  • 階段で息切れ
  • 食事を残すことが嫌い
  • 肉料理が多い
  • お酒が好き
  • ストレスが多い

これらのうち、2つ以上が当てはまるという人は、「ギトギト血液(高脂血)」が疑われます。血中の脂肪は、ある程度は必要なのですが、多すぎると、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞につながり、たいへん危険です。50歳以上の女性の場合、総コレステロールの平均値でも要注意ラインを超えていますから、とくに警戒が必要です。

20分の散歩で脂肪を燃焼し、ストレス解消

余分な脂肪をためこまないようにする、というのが「ギトギト血液」を解消する重要なポイントになります。そのためにも注意したいのが、ストレスをためないということです。体内の余分な脂肪は、マクロファージという免疫物質が食べて排出する役割をになっていますが、ストレスがたまるとマクロファージの働きが鈍り、脂肪の排出が滞ってしまうのです。
その点で、冬はとくに注意を必要とします。というのは、寒さからくる外出不足、冬枯れによる色彩不足など、知らずしらずのうちにストレスをためる要因が少なくないからです。
この時期、ストレスを発散する効果的な方法としては、散歩がおすすめです。それも目的を持たないブラブラ散歩が最適です。常緑樹など緑の多いところを歩けば、色彩の効果もストレス解消を助けてくれます。また、20分以上歩けば脂肪燃焼にも効果的です。

ギュウギュウ血液(多血)

こんな症状は要注意

  • 眠れないことがよくある
  • 手のひらが妙に赤い
  • 肩がよくこる
  • 目が充血することがある
  • 尿の色が濃い

これらのうち、2つ以上に心あたりがある人は「ギュウギュウ血液(多血)」の可能性があります。血液中の赤血球が異常に多すぎる状態を多血といいます。とくに冬場など、水分の摂取量が少なくなると、赤血球の割合が高くなり、ギュウギュウとひしめきあっているような状態になりがちです。この状態を放置すると、心筋梗塞、脳梗塞、脳血栓などを引き起こす原因になりかねません。

1日1リットル以上の水分補給

ギュウギュウ血液の原因は、おもに血液中の水分不足なのですから、改善するには、とにかく水分を補給することです。水分であれば、お茶でもジュースでも、もちろん水でもかまいません。ただしアルコール類は、利尿作用が強く、逆に水分不足を招くことになりかねないので、ここでは除外します。
飲む分量は、最低でも1日に1リットルは必要です。ただし、それを一度に飲むのではなく、少しずつ取るのがコツ。体内に、つねに十分な水分を保つようにすることがポイントです。
水分摂取は回数、温度、量にこだわるが参考になります。

風邪をひいてしまったら水分摂取を多めに

風邪をひいたときも、水分補給はたいへん重要です。というのは風邪をひくと、肺機能が低下することから酸素の摂取量がふだんよりも少なくなり、血液中の赤血球が増加して「ギュウギュウ血液」の状態が進んでしまうからです。さらに、発熱があった場合、発汗などでますます水分不足になってしまいます。
したがって、風邪をひいたらかならず多めに水分を補給することが必要です。また、体内の水分不足が風邪を招いている場合もあります。冬に風邪が流行する原因のひとつは、空気が乾燥するからです。「冬になると風邪をひく」という人は、予防のためにも多めに水分を補給するとよいでしょう。

スカスカ血液(貧血)

  • 忘れをよくする
  • ボーッとすることがよくある
  • 疲れやすい
  • あくびをよくする
  • 爪の色が白っぽい

これらのうち、2つ以上が当てはまる人は「スカスカ血液(貧血)」の傾向があるかもしれません。「スカスカ血液」は赤血球が不足しているわけですから大変危険な状態です。
貧血の患者数は、近年、増える傾向にあって、現在、中高年女性のほぼ3人に1人が貧血ぎみであるといわれます。女性の場合、さまぎまな体調不良から「スカスカ血液」の状態におちいりがちですから、それが慢性化しないよう注意が必要です。

栄養補給と日光浴

「スカスカ血液」改善の第一歩は食事の工夫です。まず、赤血球のもととなる鉄分を多く含む食品(ヒジキ、ノリ、アサリ、レバーなど)を積極的に取ること。また、鉄分の吸収を助ける働きのあるビタミンB6(サバ、マグロ、バナナ、さつまいも)など、ビタミンB2(シジミ、牡蠣、スジコ、タラコ)を同時に摂るようにします。そして冬は特に積極的に太陽に当たることで体内にビタミンDが生成されて骨の形成を促進。その骨が赤血球をつるからです。1日10分で十分に効果的です。
鉄不足でめまい・貧血が起こり、集中力や思考力が低下する

詰まりを防ぐ

死亡率 10 倍 カルシウム不足が原因で心臓が硬くなる 「 骨化 」

骨化

死亡率 10 倍 カルシウム不足が原因で心臓が硬くなる 「 骨化 」 についてです。最近の研究で、心臓の 骨化 が起きている人は、心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの脳血管疾患による死亡率が、10倍も高まることが明らかになりました。

60 代男性の約 20 % の心臓は 骨化 している

全身に血液を送り出すために、休みなく働いている心臓。体のほかの臓器と同様、心臓も加齢とともに機能が低下します。
心臓を動かし続けている心筋は、年を重ねるにつれて筋肉が硬く変性し、心臓は徐々に小さく硬くなります。

そうした心臓の老化現象の1つとして、近年の研究で新たに明らかになってきたのが、心臓の「骨化」です。

骨化とは文字どおり、本来は柔らかい組織が、骨のように硬くなってしまうこと。心臓の骨化が起こる場所は、心臓を囲むように走っている冠動脈という太い血管で、動脈硬化に併発するかたちで生じます。

通常の動脈硬化では、脂肪などが蓄積した結果、プラークと呼ばれる袋状の柔らかい塊が、血管内にできてしまいます。このプラーク内に、何らかの原因でカルシウムが沈着してしまった状態が、骨化です。

通常の動脈硬化が、骨のように硬くなってしまうこと。

心臓の骨化が起こる場所は、心臓を囲むように走っている冠動脈という太い血管で、動脈硬化に併発するかたちで生じます。

プラークは、脂肪分や細胞の死骸など柔らかいものばかりなので、プラークがよほど大きくならない限り、破裂する危険性は高くありません。

ところが、プラークの中で骨化したカルシウムは、ゴツゴツと硬く角が立った状態です。やや乱暴な例えをすると、風船の中にとがった小石を入れているうなもので、ささいな衝撃でもプラークが破れてしまい、冠動脈に血栓(血の塊)が詰まっ心筋梗塞や狭心症を招いてしまうのです。

最近の研究で、心臓の骨化が起きている人は、心筋梗塞や狭心症、脳卒中などの脳血管疾患による死亡率が、10倍も高まることが明らかになりました。そのため、健康上注意すべき病変として、心臓の骨化が注目されているのです。冠動脈が骨化している人の割合は加齢とともに増加し、男性では50代で16%、60代で20%くらいです。

女性の場合は、月経がある間は骨化はほとんど起こりませんが、閉経後に骨化が急速に進む傾向が見られます。ただし、個人差が大きく、動脈硬化が進んでいても骨化が起きていないケースもあります。

不足するとカルシウムは骨から溶け出す

なぜ、骨化が起こるのでしょうか。骨化が起こる主な原因は、体内のカルシウム不足です。体内のカルシウムが過剰なため、余分なカルシウムが血管のプラーク内に沈着して骨化すると思われがちですが、実は逆なのです。

カルシウムは骨や歯を構成する主成分ですが、神経の伝達や筋肉の収縮、ホルモン分泌や免疫機能を正常に保つなど、体内で重要な働きをしています。

そのため人体には、血液中のカルシウム濃度を一定に保つしくみがあります。血液中のカルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンが分泌され、骨からカルシウムを溶かし出して血液中に補給します。

そうして、血液中に増えたカルシウムが血管のプラーク内に蓄積される結果、骨化が起こるのです。体内のカルシウムが不足するほど、骨からカルシウムが過剰に溶け出して、血管や脳、内臓など骨以外の臓器にカルシウムが沈着してしまうことを「カルシウム・パラドクス(逆説)」といいます。
カルシウム 丈夫な骨をつくり、イライラを防ぐ

かなり進行しても自覚症状がない

ちなみに、カルシウムが骨以外の臓器に沈着することを一般に「石灰化」と呼びます。しかし、血管のプラーク内に生じるカルシウム沈着は、単に余分なカルシウムがたまる受動的な現象ではなく、骨の形成に働く骨力芽細胞などが関与する、能動的な現象であることがわかってきました。

そのため、石灰化ではなく「骨化」と呼んでいます。心臓の骨化の有無は、画像検査の冠動脈CTを受けるとわかります。冠動脈CTで測定されるアガットストン・スコア(カルシウムスコア)が10以下の場合は骨化は「なし」、100 以上は「中等度」、400以上は「重度」と診断されます。

残念ながら、一般の健康診断では、見つけることができません。心臓の骨化は、かなり進行しても自覚症状がないことがほとんどです。心筋梗塞や狭心症などを発症して、事後的に発見されるケースが大半です。

それだけに、ふだんの生活習慣を見直して予防策を講じることが大切なのです。

血管をしなやかにして心臓の 骨化 を食い止める栄養素

強い血管をつくる

丹参葉 ( たんじんよう ) エキスで血管の若返り

丹参葉(たんじんよう) エキスで血管の若返り 効果についての情報です。中国の東北部に分布しています。草地や水辺、道端などに生え、高さは60cm ほどになります。丹参はシソ科アキギリ属の植物。中医学では活血素材に分類され、血管拡張、血圧降下のほか、抗菌、鎮静・精神安定・鎮痛などの作用があります。

丹参葉 ( たんじんよう ) 血管の若返りで病気知らず

  • 手足の冷えがひどくなり最近は、しびれるようになってしまった
  • 頭痛が頻繁で、めまいが起きる、肩こりも

こんな体の変化に思い当たるところはないでしょうか。実はこれらの症状は、いずれも血管障害が原因となって引き起こされるもの。血液がスムーズに流れなくなって、詰まりやすくなっている状態を示しています。

若い血管はしなやかですが、老化すると弾力を失って硬くなります。 すると、血流が悪くなり肌や髪のトラブル、肩こりや腰痛、冷えなどの不調が現れます。 それ以上に怖いのは、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞など、いわゆる「血管病」のリスクが高くなることです。

最近増えている糖尿病も合併症による血管の老化が問題となっています。糖尿病は、血管の病気だという医師もいるほどです

こういった症状を放置しておくと、血管が血栓(血液の固まり)で完全にふさがれる脳梗塞や、心筋梗塞といった大きな病気につながりかねないのです。

そうなれば運良く一命を取りとめても、半身不随や記憶障害、言語障害などの重度な後遺症で日常生活が難しくなることも少なくありません。麻痺が残ると本人だけでなく家族も大変な状況になります。

こうした非常事態の予防には、「血管をしなやかに柔かくする」ことが不可欠です。いくら血液をサラサラにしても、血液を全身に運ぶホースの役割である血管の状態が悪いのでは意味がありません。

老化で硬く狭くなり、弾力性を失った血管は、血流不足と血管の詰まりを誘発する可能性が高くなるからです。

最優先に考えるべきは、老化した血管に本来のしなやかさと丈夫さを取り戻させ、若返らせることなのです。

丹参

丹参

丹参葉 ( たんじんよう ) 成分が血管をしなやかにして若返る

そこで 丹参葉 ( たんじんよう ) エキスによる血管に対するさまざまな作用が注目を集めています。丹参はシソ科アオギリ属の植物で、その葉は中国では2000年以上前から漢方薬として活用されてきました。歴史ある植物で人々の生活と深く関わってきています。

中国東北部の向陽地に自生する、高さ30〜80cmの多年草です。湿潤な砂地を好みます。株全体が黄白色の柔毛および腺毛で密に被われます。茎は四角形で直立し、表面に浅い溝があります。根は細長い円柱形で、外皮は朱赤色です。葉は3〜5枚の奇数羽状複葉で、対生します。

漢方の世界では、血液の流れが滞った状態のことを瘀血(おけつ)と呼んでいます。これは乱れた食生活や運動不足などが原因ですが、加齢により悪化することがわかっています。丹参は血の巡りをよくし、この瘀血の状態を改善します。

血管がもろく、硬くなってしまう原因には、加齢のほかに高血圧がありますが、丹参にはこれに対する効果も認められています。血圧は、腎臓や神経系、内分泌系、血管内皮からの物質など、多くの因子によって調整されています。それに関係する病気がある場合には、当然そちらの治療も必須です。

ある高血圧患者に、丹参を主薬とした方剤を処方したところ、明らかな血圧の低下が見られたのです。

これは、丹参に含まれるリソスペルミン酸Bが血圧を正常化したためでしょう。血圧の正常化は、動脈硬化の改善、すなわち血管をしなやかにすることにつながります。

また、丹参に含まれるシヒドロキシフェニル乳酸、サルビノアール酸Bには、血管を詰まらせる血栓を除去する効能もあるのです。それに加え、丹参にはタンジノンA・B・Cという特有成分も含まれており、これらが血管の老化を防止するとともに、血管を拡張し、詰まりを防止してくれます。

脳梗塞や心筋梗塞の予防はもちろん、すでに発症をして後遺症(言葉のもつれ、手足のまひなど) に悩まされている人にも、丹参葉エキスはぜひすすめたいもの。

脳血管疾患を起こした患者の後遺症が、丹参葉エキスの処方で改善したという臨床データも報告されています。

そうなればリハビリ効果も高まって、日常生活への復帰が助けられるとともに、恐ろしい再発の予防にも役立つといえるでしょう。

詰まりにくい血管・破れにくい血管作りに働く丹参葉エキスは、多くの人にとって長寿の秘訣となる食品です。

減塩の食習慣と丹参葉(たんじんよう)エキスを併用すればより効果的でしょう。高い血圧は血管をボロボロにしてしまうので要注意です。

堅い血管はよくない